4/2追記
遂に米国10年債と2年債の金利が逆転したので、今後の株式購入には要注意です。
逆イールドといって、過去の景気後退時にはこのサインが起きています。
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これらの記事を書いた後、米ドルが一時125円を突破しました。
あまりに急速すぎて・・・一層高まる緊張感(;´・ω・)
その後岸田さんと黒田さんの会談で少し落ち着いたものの、多分この効果も気休めかな・・・。121円台まで戻ったけど、いま再び123円に接近中?
これから外国株式を買ってみようかとお考えの方、円安に危機感を抱いている方など、何か参考にしていだだけたらと思い、外貨での決済方法について書いてみます。
私は一般NISAで米国株ETFを定期買付しています(月々約10万円)。SBI証券の場合、一般NISAならどの米国株でも買付時の手数料が無料になります。所得税はかからないのでお得です。 ※外国所得税10%と売却時の手数料0.495%がかかりますが。
本当は買っておいた米ドルはもう使うつもりなかったし、外貨も追加で買うつもりなかったけど・・・日銀が指値オペを入れる限りはまだ円安に振れるとみて、30日、銀行で買っておいた米ドルを証券口座に移しました。当面のNISA買付分はこの外貨を使おうと思います。
その後再び、銀行で少しづつ米ドルを買っています(今の平均取得レート122.38円)。
手元にあった米ドル(証券に移した分)は、平均レート113円ほど。それでも100円に比べたらかなり円安だと思ってたけど、今の122円台と合算するとさらに平均レートが上がってしまうので、めんどうですが銀行と証券とであえて分けました。
今はあくまでリスク分散(為替差益狙い)のために外貨を買っています。SBIネット銀行は、買ったレートと今のレートから損益いくらなのか分かりやすくて便利です♪(外貨損益チェッカー)昔は手計算していました…
前回、住信SBIネット銀行は、米ドルなら片道4銭(1ドルあたり)で購入できるとお伝えしました。
(中には為替手数料無料の銀行もありますが、銀行も証券も私はSBIをメインで使っているので外貨預金もSBIを愛用しています。)
少しでも低いレートで持っておけば、より安く(多く)商品が買えることになります。
もちろんSBI証券の口座でも、米ドル買付は可能です(午前か午後の会社指定レート。1ドルにつき為替交換手数料25銭含む)。
SBIの良い所は、
銀行口座で買った外貨を 証券口座でも使えること。(外貨決済時)
先程もお伝えした通り、銀行で買えば4銭(1ドルあたり)です。=100万円の場合2,100円の差。それに、証券口座と違ってリアルタイムのレートで好きなタイミングで買えます。指値といって、希望のレートで予約注文もできます(買えない場合もあります)。
わざわざ銀行で買って→証券へお金を移動(外貨入金)させるのは少し手間ではあり、2月の買付分までは私は円貨決済で購入していました。
ですが・・・ここまで円安になると同じ金額でも割高に感じてしまうので、3月分から外貨決済に切り替えました。
住信SBIネット銀行⇔SBI証券の間での外貨送金は、全てネット上で完結できます。それも手数料無料!
その他の銀行から移すと、恐らく何千円と送金手数料がかかるのでは・・・。
*SBI証券の画面で処理します。
本当はスクリーンショットで貼れたらいいのですが、挫折しました^^;
詳しい手順は下記説明ページからご確認ください!
↓『1.入金を指示』の、『取引方法の確認はこちら』部分
また、買う時だけではなく売る時に外貨決済を選択する方法もあります。
基本的なパターン
①【購入】円貨決済 →【売却】円貨決済
為替のことはあまり考えず、そのまま売買する方法(全て日本円)。
*買うときも売るときも為替手数料が発生する。売買頻度多めの人には不利。
その他のパターン
②【購入】円貨決済 →【売却】外貨決済
円高のときは購入時に有利。売却時も円高の場合はひとまず外貨のまま手元に残しておき、円安になってから円に変えると有利。もしくは売却代金で他の外貨建て商品の購入に充てることもできる。
③【購入】外貨決済 →【売却】円貨決済
手元に低レートの外貨がある場合は購入時に有利。売却時に円安であれば、円貨決済が有利。
*まだ円安が見込めそうであれば④の方が有利。
④【購入】外貨決済 →【売却】外貨決済
手元に低レートの外貨がある場合は購入時に有利。売却時に円高だと不利なので、円安になってから円に変えると有利。もしくは売却代金で他の外貨建て商品を購入する際に使うこともできる。
*買うときも売るときも為替手数料が発生しない。売買頻度多めの人向き。
②④を選ぶ背景として、
「株価が下がりそうだから売っておきたいけど、為替がまだまだ円安に動きそう・・・」という場合など。一旦外貨決済で売却し、手元に残った外貨は円安が進んでから日本円に換える、という選択肢もあるんです。
つまり、すぐに日本円にしてしまうより、あえて外貨で持っておくのもアリってことです。
私の持っている銘柄は少しずつ株価自体も上がってきていますが、いまは円安効果の方がとても大きいです・・・。ほんの数日前と比べて利益違いすぎ!
一般NISAの銘柄は持ち続けますが、特定口座でもっている銘柄をもし売ることがあれば、外貨決済にしようと思っています(もうこれ以上円安にならなそうであれば、利益確定で円貨決済してしまうけど)。
最後に。
外国株式等の購入はリスクも大きいので推奨するわけではありませんが・・・金融資産をすべて日本円で固めると、特に円安のときは資産価値が目減りしてしまいます(例:10%円安が進むと、100万円だったお金が相対的に90万円の価値に下がる 汗)。
*外国株式を買える証券会社が増えています。
私の場合、今のところ全資産の2割くらいが外貨預金+外国株式+投資信託(外株)です。残り8割は日本円(預金+保険+日本株式)。大半は円預金ですが笑笑
一部のお金を外貨で持っておくのもリスク分散の方法です。
ただし、外貨預金は預金保護の対象外なので、預ける金融機関はよく選んだ方が良いです。
また日本円で、外国株式等を対象にした投資信託を買うことも、リスク分散になります(人気のS&P500やオールカントリーといったインデックス投信もそのひとつ)。
もっと他に良い資産管理方法もあるかもしれません。
あくまで一つの方法として、何かの参考にしていだだけたらと思います。
最後までお読みいだだき、ありがとうございました!